桜の語源は諸説ありますが、佐久良(サクラ)の持つ意味は、サ=穀物の霊 クラ=神様の依り代、坐であるとされ古来日本では、春に神の依り代である桜を愛でながら人々はその年の豊作を願い、花見を通して先に豊作を祝う『予祝』を行うことで、すでに叶ったものとして喜び、神様に感謝しながら豊作に向けて日々を過ごしました。そして月と桜を愛した西行法師のように、古くから日本人の愛する桜は、精神を司る月に向かって咲くとも言われます。
私のふるさと 岩倉を発祥と伝えられる細井桜
京都市左京区 京都府立植物園
今回製作する本の中でご紹介する京の桜名所は、私にとって思い出深い場所ばかりです。喜怒哀楽すべての感情がそこに在り、どんな思いの年も、春を忘れずに満開の花開く桜に、勇気をもらって生きてこられました。そしてこのたび桜の本を出版するにあたり、初めて呼ばれることで記憶の深く眠っていた縁を思い出せた地も多数ありました。そして日本や京都に縁のある約200種類の桜を植樹されている、京都府立植物園が開園100周年を迎えられた記念する年に、その桜を描き残した京都の桜の本を完成出来た事、本当に感謝しかありません。人生を支えてくれた桜と様々なご縁への恩返しを込めて本にまとめています。
出町柳の二つの川の合流点から望む加茂川
桜 SAKURA 京都を彩る日本の桜ボタニカルアート画集 Part.2
2025年完成予定
桜 SAKURA ボタニカルアーティストの
京都桜紀行
2026年完成予定
国立国会図書館、京都府立植物園、京都府立図書館、滋賀県立図書館、大津市立図書館にて閲覧いただけます。
*京都府立植物園公式X、滋賀ガイド 街角情報、京都新聞にてご紹介いただきました。
🌸2024年11月22日 京都新聞朝刊掲載🌸
🌸日本の桜のボタニカルアートはInstagramでもご紹介しています。よろしかったらご覧ください。
千願桜
京都市西京区 大原野神社
青い薔薇社では、桜の本や電子書籍をご覧いただきながら巡る街歩きを開催しています。
2021年4月開催の大津京 桜街歩き時にてお伝えした、ヘレンケラー来日記念に植樹された八重枝垂れ桜の孫桜
滋賀県大津市 柳ヶ崎湖畔公園
2021年4月23日 読売新聞しが県民情報にて桜街歩きをご紹介していただきました
京都の表鬼門を守る滋賀県大津市 比叡山坂本の日吉大社を発祥とする日吉桜
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